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『ううん、また明日』

避けていました面倒くさいこと
誰とも口を聞かなくなって
そしたらいつかひとりになって
誰かの噂声で気づいた


繋いでよサンデイ
あんな奴消えてしまえ
そんなこと思ったなんて
誰にも言えなかった


傷つくくらいならって
嫌われるくらいならって
勇気も出せないから
出来るだけ居ないフリをしていた


僕の価値はあるかい
全くゼロじゃないかい
こんなの僕の望んだはずの

世界じゃないんだ
消えたい夜は
思い出すんだ
あの時のこと
忘れてたこと


終わりにしようと決めてた夜に
少し滲んだ視界に入る
自分の生きた生活感が
愛しくなって思い出してた


僕の見てきた悲しみは

他の誰にも真似できないから
僕らは独りであって
何度も繰り返した失敗
涙も流したいっぱい
それでも続く生活に
まだその足は踏み出せるかい?


大切だったメロディそっと開いた
不安な夜は決まって
何故か違って聴こえた
時間が経てば忘れていくことだって
確かにあるよ確かにあるよ


スプートニクから

ライカを連れ出して

何度も間違えながら歩いていく
僕にも愛された時が

あったことも忘れては思い返す


広い世界を見るのだ
先の未来を見るのだ
こんなところで何が
終わるもんか
これから生きる明日は
まだ真っ白だ
何を描くか
何を描くか


僕の未来は輝き
いつか夢見たみたいに
思い描いた
光景が広がって
震えていたんだ少し
落ち着かなくて
まだやれるよな
うん、また明日

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